免疫力を高める淡色野菜に注目!

免疫学について

 

 

淡色野菜に含まれているイオウ化合物が、身体の免疫システムを活性化させて、免疫力をアップさせると考えられています。つまりガンや生活習慣病にも効果があるということで、淡色野菜にも注目が集まりだしました。

 

 

ここで言う免疫力とは何なのでしょうか。私達の体を病原菌から守ってくれるのが免疫機能で、寿命を延ばすためにも免疫学が研究されています。免疫とは自己と自分以外のものを見極めて、非自己を排除してくれる機構です。非自己とは細菌やウイルスなどの病原菌のことです。

 

 

免疫機能が作動することで私達の体は病気にかからないようになっているわけです。非自己のものを抗原といい、抗原となる細菌やウイルスが体内に侵入してくると、免疫系は抗体によって抗原を排除しようとするのです。

 

 

更に、免疫は恒常性(ホメオタシス)を維持するためにも有効で、外界の温度、湿度などの変化に対応しているのは、やはり免疫が作用しているからです。

 

 

免疫治療にも注目が集まっています。これは、人間が本来持っている免疫力(自然治癒力)を強化して病気を治療する方法のことです。種類としては、「自然免疫、獲得免疫による免疫療法」、「免疫力を担っている白血球や抗体による免疫療法」、「ガン細胞を攻撃する白血球や抗体を増加させる免疫療法」などがあり、このように重要な免疫力に寄与できる淡色野菜が注目されるのも当然のことでしょう。